終活

エンディングノートとは

皆さん、エンディングノートってご存知ですか?

エンディングノートと聞くと、遺言みたいな存在に感じる方もおられるかもしれませんが

そうではありません

エンディングノートとは、今までの人生を振り返りながら

大切なものとそうでないものを整理し

もしもの時の不安をなくし、

新たな生活をきらきらとしたものにするとっておきのアイテムなのです

今日はこのノートについて、お話したいと思います。

エンディングノートと遺言書は何が違うの?

まず、エンディングノートは法的な効力をもちません。

なので遺産相続や子どもの認知問題などについての希望を書いても、その通りに執行されるとはかぎりません。

しかし、エンディングノートは法的効力がない分、自分の思いや希望など、自由に何でも書くことができます。

また、遺言書は死後のためのものであることに対して

エンディングノートは万一の場合に、身近な人が困らないために利用することもできます

急な入院や要介護状態になっても、家族や友人に伝えておきたいことや希望などをあらかじめ書き記しておけば、

希望しない治療を受けずに済みますし

遠方に住む家族が、どこになにがあるかわからず困ることもありません。

どんなノートでも、何を書いてもいいのです。

いざという時のために、ぜひ備えておくことをオススメします

エンディングノートに書く内容は?

先ほどお話したように、エンディングノートには何を書いてもいいのですが

ある程度の項目がないと書きにくいですよね

そこでひとつの例を提案します

エンディングノートの項目
  • 自分のこと 
  • パソコン・スマートフォン・日記などはどうしてほしいか
  • 病気・要介護状態になったときはどうしてほしいか
  • ペットのこと
  • 葬儀・お墓について
  • 加入中の保険・年金について
  • 財産・資産について
  • 知らせてほしい親族や友人の連絡先
  • 自分からのメッセージ

このような項目がありますが、

エンディングノートとは、自由に書いていいものですから

自分が充実させたい項目はいっぱい膨らませて、書いていいのです。

また、一年に一回など時期を決めて見直し、書き直してもいいのです。

めぐわた

では次に、途中で投げ出さないノートの書き方をご説明します

エンディングノートを途中で投げ出さないコツ

  1. 最初のページから書かない
  2. 市販のエンディングノートを使用する場合、自分の興味のない項目もたくさん含まれているので、全てを書こうとせず、自分が気になる項目から始めるようにしてください